袋井市教育大綱について

子どもたちを学校・家庭・地域で守る!

昨今、頻繁に子どもたちが犯罪や交通事故に巻き込まれるなどのニュースが新聞やテレビで報道されます。
本人や保護者のお気持ちを察するに心が痛みますし、また、自分の子どもや孫のことを考えると心配になる方も多いのではないでしょうか。

以前、「朝晩の通学時間に要注意!」として、市内の不審者情報を配信しました。
幸い、近年、市内では大きな犯罪や事故につながった事例はありませんが、報道される事件や事故に対して、ご近所の皆さんからはいつも「まさか、この地域で・・・!」との発言を見聞きします。

袋井市では、この先もずっと子どもたちが安全で安心に暮らせる地域を目指して、学校、家庭、地域が連携し、児童、生徒の安全を守る活動に取り組む「袋井市子どもを守る学校・家庭・地域連絡協議会」を設置しています。
この度、令和4年度の活動開始にあたり、学校、地域ボランティア、PTA、警察、教育委員会などの関係者が集まり、活動方針の確認や地域の現状などについて意見交換しました。

冒頭、市のスクールガードリーダーを17年もお努めいただき、学校への巡回指導に年100日以上も費やす警察OBの海野純さんからは、「地域の目」による犯罪・事故の抑止力の重要性についてお話をいただきました。
その後、市内4つの中学校区毎に分かれて、話し合いを実施。
その中では、下校時の見守りを地域の方々が農作業や散歩時間と兼ねて実施している三川地区の事例「ながら見守り隊」や、不審者情報を地域に知らせることの必要性、子どもたち自身の防犯意識の向上、車や自転車の運転マナー、危険予知意識の向上に対する啓発など、様々な意見が出されました。

協議会では、今後、見守り活動の強化に向けて、自治会連合会などにも呼びかけて、ボランティアへの協力や地域住民の意識向上に取り組んでいきます。
保護者の皆さん、地域の皆さんは、我が子同様に地域の子どもの安心、安全への意識を高めるともに、ボランティアに御協力いただける方は「学校応援市民ボランティア」への積極的な登録をお願いします。