本市では、小学1年から中学3年までの全ての教科で、思考ツールを活用した授業を実施しています。
考えをまとめることが苦手な子でも、自分の考えを図に書き出すことで、表現しやすくなります。
こうした学習活動を授業に取り入れることで、これからの時代に必要とされる「考える力」を育成していきます。
「道具」を使って、深く考える
「もっとよく考えてごらん。」子どもに、そう声を掛けたことはありませんか?
物事を深く考えるためには、比較する、順序立てる、分類する、多面的に見るなど、考える方法がわかることが必要です。考えることを手助けするのが、ベン図、座標軸、クラゲチャートなどの思考ツール。
思考ツールは、考えを組み立てるための「道具」です。
授業では、課題に応じて思考ツールを使い分けながら、作り出した考えを友達と共有し、自分の考えを深めていきます。
いつでもどこでも思考ツール
学校では、教室の背面や側面に、思考ツールの拡大版を掲示したり、教室の棚に思考ツールの用紙を置いたりするなど、子どもたちがいつでもどこでも思考ツールを使える環境を作っています。
学校ごとに様々な工夫をしながら、日々の授業で思考ツールの活用が進んでいます。