袋井市教育大綱について

東南海地震から78年「防災の日」

三川小学校や浅羽北小学校など、市内各校で防災学習の取組

東南海地震から78年目の12月7日に、市内各校で「防災の日」の学習が行われました。

三川小学校5年生は、地域から二人の講師を招いて地震発生当時の話を聞く機会を設けました。
学校の周辺でも建物の倒壊が相次いだことや、余震が続いて眠れなかったことなど、とても怖い思いをした経験を語っていただきました。
子どもたちは「運動場の西側にある石碑は、地震で亡くなった人がいたことを伝えるためのものだと知った。自分たちと同じ年頃の子どもが亡くなっているなんて悲しい」「地震への備えとして、家の人と食糧を買っておきたい」などと話していました。

浅羽北小学校ではこの日に合わせ、全校で地震を想定した避難訓練を実施しました。
校長からは、「いざという時は、自分で考えて行動し、自分の命を守れる人になってほしい」と話がありました。

続いて、静岡県中部地域局が作成したタブレット向け防災アプリを利用して、防災講座を行いました。
クイズや映像を見ながら、地震発生のメカニズムや地震が起きた時の命の対応について学びました。
防災への関心を高めることができました。