袋井市教育大綱について

周南中学校3年生が総合学習の成果を発表

伝える手段として漫才を導入

袋井市立周南中学校3年生は、これまで総合的な学習の時間の中で、「袋井市の未来を考える」をテーマに、袋井市の強みや弱みや身近なSDGsの取組について調べ、これからの袋井市について学んできました。
学習の成果を発表するにあたり、自信をもって表現することが苦手な生徒も多いことから、自分たちの考えをより主体的に発信するとともに、皆に興味をもって聞いてもらうために、漫才の形で導入を行うことにしました。
9月には吉本興業の「静岡住みます芸人 ぬまんづ」を講師に招き、プロから笑いの作り方について学び、笑いを取りながら、自分たちの提案につなげられるよう考え、練習してきました。

11月4日の成果発表では、リモート参加の1・2年生に加え、学校運営協議会の委員も招き見ていただきました。漫才のテンポを取り入れつつ、介護サービスや環境、地域振興の問題等と自分自身をつなげて考えた真剣な提案が多く見受けられました。発表会後には「漫才という形の発表は斬新だった。皆が耳を傾けてくれた」「大人にも伝えれば、取り入れてもらえそうなものもあった」などの感想が聞かれました。