袋井市教育大綱について

天候に左右されない水泳授業

三川小学校の5、6年生がこのほど、学校を飛び出して市営温水プール「月見の里学遊館」で水泳授業を行いました。
同校をはじめ、市内小学校12校のうち7校のプールは、築後30年を超えており、施設の老朽化が進んでおります。
袋井市では、今後の学校プールの在り方を検討する中で、以下の理由で年間を通じて利用できる市営温水プールでの水泳授業の実施試行を行っております。

  1. 学校プール(屋外)では、熱中症、日焼け、落雷などの危険が心配。
  2. 学校対抗の水泳大会や夏休みのプール開放がなくなり、プール使用期間が短縮。
  3. 施設の維持管理費の増大。
  4. 専門のインストラクターの指導による児童の泳力向上と教員の資質向上。

試行は昨年度の高南小、浅羽南小に続いて今年度は3校で実施。
浅羽北小は「風見の丘」、袋井西小は「B&G海洋センター」を利用します。
担任の先生とインストラクターの指導の下、天気や水温などを気にすることなく気持ちよく泳ぐことができます。

今後、教育委員会では2年間の試行結果を参考に、小学校の水泳授業の在り方を検討していきます。