袋井市教育大綱について

学習以外での「スクリーンタイム」を自己管理できる子どもに! パート1

スポーツ庁では、子どもの体力や運動習慣、生活習慣等の状況を調べ、体力の向上や学校における体育・健康等に関する指導などに役立てることを目的に、毎年、全国の小学5年生と中学2年生を対象に「体力・運動能力、運動習慣等調査(いわゆるスポーツテスト等)」を実施しています。

種目
  • 握力
  • 上体起こし
  • 長座体前屈
  • 反復横跳び
  • 20mシャトルラン(または持久走)
  • 50m走
  • 立ち幅跳び
  • ソフトボール(またはハンドボール)投げ

 

この程発表された令和3年度の全国平均結果のうち、「体力・運動能力に関わる調査」では、コロナの感染拡大防止に伴い、学校だけでなく日常の活動も制限されたことなどにより、2年連続で小中男女ともに低下する結果となりました(長座体前屈は、呼吸が苦しくなりにくいストレッチ等の柔軟運動が増えたことで向上したと考えられる)。

「生活習慣等に関わる調査」では、全国的に「学習以外でのスクリーンタイム※の長時間化」と「肥満者の割合増加」などが報告されています。
なかでも注目は、学習以外でのスクリーンタイムにおいて視聴時間が2時間以上の割合が増加し、特に小中ともに男子が長時間化している結果です。
一方で、スクリーンタイムが1時間以上2時間未満程度である児童・生徒は、体力・運動能力調査の成績が良い傾向にあることも報告されています。

※スクリーンタイム=平日1日当たりで、テレビ、スマホ、ゲーム機等によって映像を見聞きする時間

コロナ禍が続き自宅での生活時間が長くなる中、子どもの体力向上、若年期からの生活習慣病予防には、子どもだけでなくご家族も協力しながら、スクリーンに親しむ時間を「いかに自己管理できるか」が重要となってきます。

調査結果の概要(PDF)

調査結果のポイント(PDF)


参考
令和3年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果スポーツ庁